日中はまだ少し暑いものの、朝夕は秋風を感じられるような季節になりました。
秋といえば読書・食欲・運動と色々な秋がありますが、婚礼シーズンでもありますね。
婚礼といえば、最近は自治体も様々な婚活支援をしていますが、兵庫県加西市では独身男性のコミュニケーション向上のために、女性との話術や演出に長けた「歌舞伎町の現役ホスト」を、独身女性向けの講座では「女性としての魅力がアップするメークや着こなしの秘訣」などを伝授するために、年齢を超えた美と若さを保つ「美魔女」を、それぞれ指南役として起用するのだそうです。
ホストの講義のテーマは「出会いの演出からデートへの誘いまで」で、初めて言葉を交わす女性に声を掛けるタイミングや会話を弾ませる話術、デートに誘うメールの文面などを教える指導をするのだとか・・・
そして、この婚活イベントで見事結ばれた新婚さんには、家賃補助や住宅購入費の一部補助などの特典があるとのことで、人口減少対策、少子化対策の仕掛けとしてはとても面白いですね。
さて、新婚さんといえば忘れてならないのが新婚旅行ですが、昭和40年代は、鹿児島・宮崎が新婚旅行のメッカだったことは、皆さんもよくご存知かと思います。
鹿児島は特に指宿が「東洋のハワイ」と呼ばれ、沿道には真っ赤なハイビスカスやブーゲンビリアが咲き、温暖な気候と美しい海に面していることから多くの新婚カップルが長崎鼻や開聞岳、池田湖などを訪れ、指宿名物・砂蒸し風呂を楽しんだものです。
また、お隣の宮崎県も空前の新婚旅行ブームに湧き、ピーク時の昭和49年に宮崎市内に宿泊した新婚旅行客は約37万組で、同年に誕生した全国の新婚カップルの約4割が宮崎を旅したとか。
まだ当時は珍しかった飛行機に乗って宮崎に行くことが、若い新婚カップルには流行のステータスだったようです。
そんなかつての新婚旅行の地が、再びハネムーンスポットとして九州全体で賑わいをみせています。
各旅行会社が宿泊施設や観光施設、市町村自治体と連携し、様々な懐かしのハネムーン企画を打ち出しています。
新婚旅行から数十年、夫婦の絆も更に深まり、当時とはまた違った気持ちでゆっくりと思い出の地を訪ねながら、心ゆくまで南国の旅を楽しんでほしいものですね。
追伸:ロータリー会員の皆様は、どちらへ新婚旅行に行かれましたか?
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