桜島、開聞岳、高千穂(霧島連山)は鹿児島の三大名山である。
しかも、春から初夏にかけ、花々が秀麗な名山に彩を添え、一段と
華やかになる。自分の見つけたポイントに立って、しばし時の流れを
忘れる。これに勝る癒しはない。
空と桜と桜島
名前の通り、桜がよく似合う。ポイントは各所にあるが、これは鹿児島市の南部、薩摩
半島の丘陵地帯にある鹿児島国際大学の校庭からのショット。穏やかな錦江湾に浮か
ぶ桜島を、包み込むように咲き誇っていた。
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霧島とミヤマキリシマ
5月になると、霧島連山はミヤマキリシマの色に染めあげられる。今年は例年に比べ花芽が
少なかったそうだが、それでも豪華絢爛な咲きっぷりは相変わらず見事だった。花の向こう
に目を上げると霊峰、高千穂の峰。やはり、山肌全体が少しピンクに染まって、神話の峰も
華やいで見えた。
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薩摩富士「開聞」と彩の花々
池田湖畔から開聞岳を望む。5月、湖畔にはポピーやパンジー
など色とりどりの草花が咲き誇っていた。これからは、松葉ボタン
やサルビア、ベゴニアなどが見ごろになる。
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