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かごしま歴史街道

日本最初の国立公園『霧島国立公園』で芸術の秋を楽しむ


標高470mのこの界隈には、静かに秋が訪れています。ホール周辺を散策して紅葉狩りを楽しむのもおすすめです。

 日中はまだまだ強い陽射しに、秋の涼風が恋しい長月(9月)の今日この頃ですが、少し遠出して霧島エリアに足をのばせば、あちこちに薄色の秋色を感じることができます。霧島路の沿道では、冬支度に備えてアントシアニンが少しずつ葉を朱や黄色に染め、えびの高原にはススキ、界隈には凛々しく咲く秋の山野草、そよ吹く風が秋の薫りを乗せて頬をなでます。
 四季折々の装いで訪れる人々を魅了してやまない霧島は、天孫降臨の地として知られる高千穂の峰をはじめ、25座の集成火山や国指定の天然記念物の植物群落などが見られ、昭和9(1934)年、雲仙や瀬戸内海と共に日本で最初の国立公園として指定されました。これら豊かな自然を活かして多様な芸術・文化の交流拠点にしようと、鹿児島県が『霧島国際芸術の森基本構想』を打ち出し、霧島アートの森や霧島国際音楽ホールなどが整備され、今日では県民が身近に芸術や文化、歴史を総合的に楽しめるエリアとなっています。
 その中核施設として平成6年7月に開館したのが『霧島国際音楽ホール』通称、みやまコンセールです。今年で開催32回目を数える歴史ある霧島国際音楽祭のメイン会場として造られたこのホールは、音響設計を安藤四一が担当し「音響家が選ぶ優良ホール百選」に選ばれ、国際音響学会では「奇跡のホール」と称賛されています。また、公共建築物百選にも選ばれている何とも珍しい形の外観は、槇文彦の設計により外洋へと乗り出す船を、屋根部分は木の葉をイメージして造られています。
 普段クラシックを聴く機会がない、難しい音楽は縁がない・・・そんな方でも、一度みやまコンセールの音楽ホールで豊かで柔らかな音に包まれてみると、たちまち室内楽のとりこになること間違いなしです。
 緻密な設計と最新の技術が融合された音楽ホールならではの、立体感のある音の響きを客席で楽しむことができます。
 ピアノの弾むような旋律、弦楽器のボトムエンドの心地よさ・・・それぞれの楽器の歌い奏でる音色が、聴衆を癒しの音の世界に誘います。

 秋といえば、芸術の秋。それにちなんで芸術=音楽の秋を、みやまコンセールで楽しんでみるのはいかがでしょうか。
 11月27日は鹿児島市内発着の『霧島芸術の森を巡る旅』と銘打って、霧島の豊かな自然と芸術を満喫するバスツアーイベントもあるようです。オーソドックスなクラシックから、気軽にカフェを楽しみながら聴けるアフタヌーンクラシックまで、多色のツアープログラムを企画しているようです。天気が良ければ、午後のひとときは、隣接する野外音楽堂や霧島高原国民休養地などゆっくり散策して、秋の訪れを五感で楽しむのもまた良いものです。
 みやまコンセール界隈の木々は、これからゆっくりと冬に備えて眠りに入るその前に紅葉し、鮮やかな自然色の輝きを放ちます。
『もみじ色』に染まりゆく霧島エリアで、日常の喧騒を忘れスローで贅沢な時間を過ごしてみませんか。

(1)外観
霧島屋久国立公園内にあり、敷地面積は55,366平方メートルメインホールと野外音楽堂を備えています。
平成22年に、音楽文化の発展と普及に寄与している事を高く評価され『地域創造大賞』を受賞。
(2)主ホール
770名収容可能なホール。 音響設計を担当した安藤四一は心理的プリファレンス理論に基づき、優れた空間的特性をもつコンサートホールを実現しています。


★本文中でご紹介いたしました『霧島芸術の森を巡る旅』の詳細につきましては
 みやまコンセールTEL0995-78-8000 FAX0995-78-3311までお問い合わせくださいませ。



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