鹿児島西ロータリークラブ
趣味の 「ロータリー倶楽部」
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案山子神
クエビコ
秋になると黄金色の田に一本足の「かかし」が出現する。「嗅がし」からきた言葉と謂われ、元々は悪臭や肉食獣の臭いで、稲を襲う鳥獣を追い払ったのが始まり。
最近では、県内各地で創作案山子のコンテストのようなものもある
この案山子は果たして神だろうか?一説には大国主命の国造りに知将 少彦名〈スクナヒコ〉を紹介した久延毘古〈クエビコ〉のこととされるが、久延毘古は別名「山田のそほど」といい「そほど」とは「かかし」の古名、こうして神格化された「かかし」はれっきとした地祇である。
蓑笠は穀霊の象徴とされ、手に持つ弓矢は破魔弓、破魔矢、つまり魔よけの呪具。
稲刈りが終わったら「かかしあげ」といって案山子を家に迎え祀る習慣も残されている。また案山子は宋代の禅書よりの当て字。
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