鹿児島西ロータリークラブ

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蛇王権現

〈住吉大神〉
和銅年間に筑前志賀島の鈴木三郎政氏が摂津の住吉三神〈表筒男命・中筒男命・底筒男命〉護持し姶良の地に安置したと伝えられる。
この神社の後方に住吉池と称される池があり、大蛇が住み、年毎に娘を生贄に差し出す定めがあった。
もし、差し出さなければ池の堤を破って大蛇が荒れ狂い大災害を引き起こしたため住吉大神が翁に姿を変え、村人に人形と毒酒を小舟に乗せて流すよう告げた。
果たして大蛇は毒を飲み、竜気は昇天し、抜け殻は池の底に沈んでしまった、とか
そこで、村人はこの聖翁を蛇王権現と崇め祀ったとされる。