鹿児島西ロータリークラブ
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奄美姑
日本神話地同様に奄美にも開闢神話がある。
海洋に漂う浮島だった奄美大島に、高天原から天照の命で女神の「阿摩弥姑」と男神の「志仁礼久」が降臨し奄美を治め、その後南下して琉球まで経営した、と伝わる。
琉球にも「阿摩弥久」という女神の神話が残されおり、この神話を裏付けている。
二神は無数の島唄を作り、三男二女を儲けた。長男は国主、次男は按司〈諸侯〉三男は農民、長女は君々、次女は祝々〈ノロ〉それぞれの始まりとなった。
この奄美姑〈阿摩弥姑〉が天下りした海見岳〈奄美岳〉の場所は2説あり、一つは笠利の天孫岳、もう一つが宇検の湯湾岳。笠利の天孫岳〈アマンデー〉を拝む拝殿のような形で、麓の節田集落に奄美姑神社がある。
天孫岳頂上からは東に喜界島が望め、遣隋使、遣唐使の中継地、通関に様な役割を奄美の喜界島が担っていたのではないかと想像させる。
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