鹿児島西ロータリークラブ   KWC
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鹿児島西ロータリークラブ

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神さぁ


庚申様

青面金剛〈ショウメンコンゴウ〉

庚申塔は全国に分布し鹿児島県内にも多数見られる。
刻像碑、文字碑があり、江戸時代以降は文字碑が多い。庚申とは干支でいう「かのえさる」のことで60日に一度、年6回〈7回の時もある〉巡ってくる。
この日は、道教の三尸説によると「人の頭、腹、脚」に住む3匹の虫〈三尸〉が庚申の夜、眠っている体から抜け出し、天帝に人の罪科を告げ口するので「守庚申」と称し徹夜で三尸の虫を見張ったのが始まりとか
また、古くからあった日待ち、月待ちの習慣が修験道の影響で「庚申待ち」となり、先祖の荒神を現す夜叉、青面金剛を本尊としたとも謂われ、聖徳太子ゆかりの大阪四天王寺庚申堂には伝尸病〈三尸が起こす疫病〉を抑えるための青面金剛童子が祀られている。
この他,年に6度、餓鬼、畜生、修羅といった地獄の門を潜るところから、六地蔵を本尊とする庚申塔も見られる。
ところが、貴族や武士の間では、源氏物語や枕草子にあるように、先祖供養などお構いないで、単に夜を徹して遊興にふける「庚申の御遊」として行われたらしい。
青面金剛は道教の天帝〈仏教では帝釈天〉の使者で四天王〈特に毘沙門天の〉眷属として護法神に属する。
帝釈天の力、稲妻を示す「電」は「伸」と共に申の原字とされる。
また、神道では、申は猿と読むところから、天孫降臨の案内役を果たした「猿田彦」を庚申神とし、三尸の虫を「見ざる、聞かざる、言わざる」の三匹の猿になぞらえる。
庚申待は申に始まり酉で終わるところから猿や鶏、日月が描かれることが多い。

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