鹿児島西ロータリークラブ   KWC
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鹿児島西ロータリークラブ

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神さぁ


木花咲耶姫

カムアタツヒメ

木の花〈桜〉が咲くように美しい姫と呼ばれた大地の神 大山祇の娘は、高千穂に降り立った瓊瓊杵尊に見初められホデリ、ホスサリ、ホオリの3神子を身籠るが、瓊瓊杵尊の嫉妬から誓約〈うけい〉をして産屋に火を放ち潔白を証明して出産したとされる。
古事記では神阿多都比売〈カムアタツ姫〉が本名で南薩摩の阿多が実家、野間岬に宮殿を建て、晩年は川内に移り住んだとも。
笠沙野間神社には夫婦神と3神子が合祀され川内新田神社にも祀られている。
またその出生と火中出産の神話から山の神、火の神と崇められ富士山に鎮座、日本中の浅間神社1300社の主祭神ともなった。
面白いのは、出産祝いに父の大山祇が天舐酒〈アマノタムケ酒〉造ったことから大山祇をサカトケノカミ〈酒解神〉と呼びその子 木花咲耶を、酒解子神として有り難いことに酒造神のひとりとしている。
桜島は咲耶島を名前の由来とし,薩摩富士開聞岳はその美しい姿から木花咲耶姫として枚聞神社のご神体ともなった。現在、主祭神として祀られているオオヒルメノムチは天照とも木花咲耶とも豊玉姫とも謂われている。

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