鹿児島西ロータリークラブ
趣味の 「ロータリー倶楽部」
事務局
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瓊瓊杵尊
記紀によると、天忍穂耳尊の子、瓊瓊杵尊は天照大神の命を受けて、大国主命から譲り受けた葦原中津国を治めるため高千穂峰に降臨。
三種の神器と稲穂を携え、この国を実り豊かな「瑞穂の国」にしたと伝えられる。
眺望開けた高千穂の峰は国見をするにも最適、大隅、薩摩に伝わる伝承によると、国分から鹿屋を巡幸し錦江湾を渡って指宿に上陸、大山祇神の娘 此花咲耶姫と出会い一目惚れして加治木〈笠沙〉で二人の宮〈笠沙宮〉を営み、海幸、火闌降、山幸、3人の皇子をもうけ、その後、川内に移って薨去された、という想定を裏付けるように瓊瓊杵尊を祀る神社や遺跡?がこの地域に点在する。
霧島神宮、日枝神社〈加治木〉高千穂神社〈鹿屋〉櫻井神社〈指宿〉宮の山遺跡〈笠沙〉舞敷野笠沙宮跡〈笠沙〉新田宮〈川内〉可愛山稜〈川内〉北薩、姶良、鹿屋、加世田近辺に霧島神社、高千穂神社他、瓊瓊杵尊を祀る神社が二十数社。
瓊瓊杵尊は大山祇神が差し出したもう一人の娘磐長姫を醜女だからと追い返したり、此花咲耶姫の妊娠を疑ったり、ほかの女にも子を産ませたりと、結構俗っぽい神様のようである。
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