4世代フォーラム「薩摩の誇りを取り戻せ」
報告
日 時:2016年2月21日
会 場:サンエールかごしま
参 加:250名
〈ロータリアン、ファミリー、一般市民併せて〉
4世代フォーラム実行委員長
南 徹
世代を超えて「薩摩の誇りを取り戻せ」をテーマに話し合うことが、郷土の未来、日本の未来、人類の未来の恒久平和に意義あるメッセージを見いだせるかもしれない。そんな祈りを込めて、クラブ全員が一丸となって取り組んだのが、今回のフォーラムである。
高野山清浄心院住職で当クラブ会員でもある池口恵観大僧正の基調講演に始まり、不詳私南徹がコーディネーター、パネリストとして、西郷隆盛奉賛会の西郷隆文氏、プロバスクラブから伊牟田經久氏、ロータリークラブ古木圭介氏、ローターアクトOB福永千裕氏、そして3人の高校生、中村彩夏さん〈甲南高校〉、山元いづみさん〈鹿児島高校〉、吉峯啓太さん〈池田学園〉の総勢7名で論じていただいた。
薩摩は教育国である。四書五経などの朱子学を通して、島津日新公いろは歌などの教えが薩摩郷中教育となり、数多くの英傑を産んだ。この偉人達が、身に付けていた薩摩の誇りを如何に取り戻せばいいのか。備えられたレールを歩むだけではなくて、明治の偉人のようにもっと冒険をすることで、薩摩の誇りに気付くのではないか?インターネット情報も良いが、もっと書物に目を通すほうが良いのでは?長幼の序は現代の家族の中に生きているのか?一体全体、何が誇りで、その誇りを取り戻すべきか否か?世代を超えた審理を見出すのは至難の技だ。大切なのは、答えを見出すことではなく、世代を超えて語り合える環境が大切だと感じた一瞬であった。
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