肥薩おれんじ鉄道へ職場訪問
―10月12日、会員、家族が列車の旅を楽しむ
2009.10.12 於:肥薩おれんじ鉄道(株)
会員とその家族79名が10月12日、列車で秋色に彩られた西海岸の旅を楽しんだ。この日の例会は、古木圭介会員が社長を務める肥薩おれんじ鉄道(株)の職場訪問でした。
午前10時45分、JR鹿児島中央駅に集合した後、新幹線で川内駅へ。ここでおれんじ鉄道に乗り換え、2両の貸し切り列車で出水駅に向かった。
会員37名が乗った先頭車両では例会が開かれ、野添良隆会長が「皆さんの心掛けが良かったおかげで、本日は快晴に恵まれました」と、挨拶。車内では豪華な弁当が配られ、車窓に広がる海原や色づいた田んぼなどを眺めながらの昼食となった。
出水駅では、隣接する新幹線駅舎の一室を借りて、恒例の優良従業員の表彰。まず、この7月から社長に就任した古木会員が、沿線の人口や鉄道の利用状況、営業収支などの具体的な数字を挙げながら、厳しい経営環境を説明、「皆さんのご支援を得ながら改善を図っていきたい」と、協力を呼び掛けた。
表彰されたのは、運転士の外田榮さん、61歳。おれんじ鉄道開業(平成15年)に向けて、JR九州から出向。後輩運転士の指導・養成に取り組み、安全運送の確保に大きく貢献した。
野添会長は「あなたの業績は職業を通じて地域社会に奉仕する当クラブの理想を実践されたものです」と、表彰状と記念品を贈った。
この後、一行は橋口眞五・運輸部長の案内で車両基地を見学、さらに貸し切りバスで武家屋敷を観光、秋の一日を楽しんだ。
古木会員をはじめおれんじ鉄道の皆さん、それに藤安秀一・職業奉仕委員長以下スタッフの皆さん、ご苦労様でした。
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