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鶴岡ロータリークラブ創立50周年式典へ
  川平会長以下47名が参加、山形の春を満喫


2009.04.17〜19 於:山形県鶴岡市

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鹿児島西ロータリークラブ  兄弟クラブである鶴岡ロータリークラブ(山形県鶴岡市)の創立50周年記念式典が4月18日、地元ホテルで開かれ、当クラブから川平建次郎会長以下47名の会員、家族が参加しました。
 一行は前日の17日朝、鹿児島空港に集合、羽田空港経由で庄内空港に到着。酒田市にある南洲神社や鶴岡市の致道博物館などを訪れた後、夜は桜満開の鶴岡公園内にある庄内神社参集館で開かれた懇親会へ。鶴岡クラブの樋渡美智子会長をはじめ会員の温かい歓迎を受けました。
 式典当日の18日は午前中、最上川の船遊びなどを楽しみました。式典は午後2時半から、例会場の東京第一ホテル鶴岡で開かれ、他の姉妹兄弟クラブや地元の国会議員や市長など総勢380余人が参加しました。
 祝賀会では川平会長も壇上に立ち、機知に富んだ祝辞を述べ、大きな拍手を受けました。また、当クラブ員が贈った55本の焼酎も披露され、和やかな雰囲気の中で、親睦を深めることができました。
 最終日の19日は、地元物産館での買い物や「黒川能」の鑑賞などを楽しみ、咲き誇る桜を惜しみつつ、全員無事に帰途に着きました。

50周年祝賀会

桜の下で記念写真。好天に恵まれた。

(4月22日付の週報に川平会長の詳しい訪問記が載っています)

◇川平会長の祝辞全文


 単純化されたセレモニーの要員として抜擢していただきました鹿児島西ロータリー・クラブの第46代会長、川平建次郎と申します。鶴岡ロータリー・クラブの創立50周年と伺い、鹿児島から大挙馳せ参じました。クラブ会員が総数82名中30名、前会員1名、会員夫人等が15名、そして米山奨学生1名で、総勢47名となりました。どうぞよろしくお願いします。

(鹿児島西ロータリー・クラブの席に向かって)
  「鹿児島西ロータリー・クラブの関係者はご起立願います。」
    ⇒関係者全員起立。
(会場全体に向かって)
  「この面々でございます。」
(鹿児島西ロータリー・クラブの席に向かって)
  「さあ皆様、感謝と感激のお礼を申し上げましょう。」
(一同、会場全体に向かって)
  「ありがとうございました。」
(鹿児島西ロータリー・クラブの席に向かって)
  「ご着席下さい。」
   ⇒関係者全員着席。
(会場全体に向かって)
  「珍しくも会長の咄嗟の一声に賛同してくれました。ありがたいことです。」

川平会長祝辞

 さて、前置きが長くなりましたが、創立50周年の意義深い節目をお迎えになられました鶴岡ロータリー・クラブの記念祝賀会にあたり、一同を代表いたしまして、心からお祝い申し上げます。鶴岡ロータリー・クラブの皆様、ご臨席の関係各位の皆様、本日は誠におめでとうございます。
 西郷南洲翁の徳を慕い続けておられる庄内の皆様の篤いお気持ちに導かれ、私どものクラブは昭和40年5月に貴クラブと姉妹・兄弟盟約を結びました。これは、鹿児島市と鶴岡市が兄弟盟約を結ぶ半年前のことです。
 私どものクラブの大先輩、故・鮫島志芽太氏のメモには、「一般に言われる姉妹クラブという言い方をせず、敢えて兄弟クラブと称した。」と記載されていました。
 以来、節目ごとに往き来し、また、青少年の交流や共同奉仕活動を計画・実践するなど、先哲の志を生かす活動を続けてまいりました。
単に親睦に留まらない深い精神性に基づいた交流が続けてこられましたのも、長年のご指導とご協力の賜物と深く感謝申し上げます。  ここ鶴岡は、作家・藤沢周平や、アカデミー賞を受賞した「おくりびと」の映画にゆかりの深い土地柄ということで、多くの関心が寄せられているようですが、以前から鶴岡を訪れた先輩方の語りに心躍らされておりましたので、第2の故郷が注目を浴びているようで、大変うれしく思います。
 私どものクラブは、鹿児島県内においては、歴史の長いクラブのひとつですが、50周年の貴クラブには及びません。いつまでも後を追うばかりです。活動の内容・実績においても、国を代表するリーダーを輩出されたことについても、見習わなければいけないことばかりです。これからも兄弟クラブとして恥ずかしくないよう、いっそう精進してまいります。
 鶴岡ロータリー・クラブの皆様、お集まりの友好クラブの皆様、ご家族の皆様のご健康とご活躍そして、クラブの益々のご発展を祈念申し上げ、お祝いの言葉とさせていただきます。
(本稿は海江田卓パスト・ガバナーのご校閲をいただき作成しました。ご校閲に感謝します。)


◇天本美信幹事から寄せられた感想


50周年祝賀会  「葉桜の美しい鹿児島を飛び立ち、着いた鶴岡は桜の盛でした。同じソメイヨシノでも鶴岡の桜は、まるで雪のかたまりが枝いっぱいに、ふんわりとのっかっているような花のつき方で、それは、それは見応えがありました。
 好天に恵まれた中で目にした、お堀に映る桜並木の列、赤川沿いの土手に見渡す限り続く桜街道。目を転ずれば、コバルトブルーの空の下、雪を抱く月山、鳥海山をはじめ美しい稜線を見せる山々。歩けば在るは、在るは、いっぱいの土筆に姫踊り子草・・・・。この春を満喫しただけでもう満足というところですが、もちろん、それだけではありません。藩主を祀る神社の方々が集まって開かれた神社サミットに纏わる、庄内神社の宮司さんのお話しは大変興味深いものでしたし、2630地区の近藤パスト・ガバナーが記念講演の中で述べられた『ロータリー事務本部がロータリーを動かすのではなく、真のロータリーの意義を理解したロータリアンや各クラブが動かしていかねばならない。奉仕団体たる前に人づくりの場であることが大切である』などの説に、人生の半分?以上を超えてなお、学ぶことの楽しさと限りなさを実感させられました。
 3日間という短い時間でしたが、我が西クラブ会員と家族の皆さんの素晴らしさを肌で感じた貴重な旅となりました。西クラブの一員でよかった、本当によかった! 今回の鶴岡訪問に力を頂いたすべての会員に感謝の一言です」

◇4月の山形県フォトグラフィー(会員撮影)


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南洲神社 ”徳の交わり”像▲

▲満開の桜・致道博物館

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羽黒山の杉並木・存在感に圧倒された▲

 ▲鹿児島では考えられない4月の残雪

◇交流フォトグラフィー


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鶴岡RCの皆様の熱烈な歓迎▲

 ▲最上川・屋形船で山形の自然探訪

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▲鶴岡RC樋渡会長の挨拶

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合唱コンサートが華を添え▲

 ▲兄弟クラブの絆を再確認

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