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年頭の学習会開く
「ロータリーへの理解推進」をめぐり議論


2008.1.7 於:ホテルレクストン鹿児島

 今年第1回となる学習会が1月7日、鹿児島市内のホテルレクストン鹿児島で開かれた。今月の月間テーマである「ロータリーへの理解推進」をめぐり、2時間余にわたって活発な議論が交わされた。
 夕方から開かれた学習会には古木圭介会長、玉利賢介幹事を始め16名が参加。一杯入って口も滑らかになったところで、庵木英雄・ロータリー情報委員長の司会で本題へ。
 川平建次郎・次期会長が最初に「会員にロータリーについての知識と理解をいっそう深めてもらい、同時にロータリアン以外の一般市民にもロータリーのことをよく知ってもらうためのプログラムを実施する月間」といった、月間テーマの趣旨などを説明、これを受けて各人が自由に意見を述べ合った。
 この中で「PETS、DDF、IMとか、ロータリーには難しい用語が多すぎる。これが理解の妨げになっているのではないか」「クラブ内外に理解を深めてもらう手段の一つとして昨年7月から本格的なホームページの改革を実行しているが、会員自体の閲覧率がまだ低い。自分たちのホームページへの意識をもっと高めてもらう必要がある」「将来は会員の出欠をホームページで受け付けたり、週報を配信したりして、ペーパーレスの方向に向かうべきだ」「大体、ロータリーの組織運営そのものに継続性や一貫性が欠けているのではないか。例えば、回り持ちで決まる2730地区のガバナーの個人的なホームページはあるが、地区としてのホームページはない。だから、記録や資料も残っていない」「外国では考えられないことだ。貴重な記録や資料は、ロータリーへの理解や知識を深めるために不可欠のものではないのか」「せめて、西ロータリーだけでも電子保存化を図り、きちっと記録を後世に財産として残すべきだ。創立50周年の記念事業にしてもいいのでは」などなど、有意義な意見や疑問が相次いだ。
 また、2月16日に開催予定の4世代フォーラムについて、原正親・社会奉仕委員長から「一委員会というより、クラブ全体のイベントとして取り組んでほしい。広報、観客動員をよろしくお願いしたい」という要望があった。古木会長からは「全会員自らがまず、関心を持つことが何より大切。会員各位が1人で最低5人位、会場にお誘いするような手立てを取ったらどうか」と提案があった。
 「恒例となった4世代フォーラムは、一般市民にロータリー活動への理解を深めてもらう絶好の機会であり、皆んなで力を合わせ成功させよう」という点では異論がなく、これから開催に向けて会員に協力を呼びかけ、盛り上げていこうということになった。     
 

(文責:桐明桂一郎・IT委員長)

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