サンタローザの学生らが来訪 鹿児島ライフを満喫、交流深める 長沢鼎のブドウの木も見学
幕末のサツマ・スチューデント、長沢鼎の功績を称えて創設されたサンタローザ・鹿児島学生交換プログラムは今年、21回目を迎え、このほどサンタローザの高校生、大学生らが鹿児島市を訪れ、クラブ会員との交流やホームステイを楽しんだ。
一行はリーダー1人を含む16人。7月9日に自国を出発、同10日から東京、京都、広島を回り、同22日、九州新幹線で鹿児島入りした。ホストファミリーと対面した後、それぞれホームステイ先に落ち着き、2週間にわたって鹿児島ライフを満喫した。
一行が日本到着以来、日本列島を襲った地震、台風、猛暑、大雨と、短期間に貴重な? 自然現象を体験することになったが、鹿児島に着いてからは素晴らしい天候に。
7月25日12時30分からの当クラブ例会には揃って出席、会員と一緒に和食の弁当を食べたり、記念撮影をしたりして交流を深めた。
この後、一行は会員の案内で、長沢のブドウの木が移植され、大事に育てられている鹿児島市立甲南中学校を、市電に乗って訪問。甲南中生徒会との交流会に臨んだほか、ブドウの木も見学、英語で書かれた由来に熱心に見入っていた。
すべての日程を終えた一行は全員、事故もなく無事に帰国の途についたが、これが生涯、思い出に残る旅になることを祈りたい。
(幹事・玉利賢介)
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