12-13年度鹿児島西ロータリークラブ アーカイブ
鹿児島西ロータリー・クラブ
会長(2012/7/1〜2013/6/30)
染川 周郎
ごあいさつ
クラブ創立50周年という記念すべき年度にクラブ会長の重責を担うことになりました。もとより浅学菲才の身ではありますが、与えられました職責に全力を挙げて取り組んで参ります。申すまでもないことですが、会員の皆様お一人お一人のご協力をいただけないことには一歩も前に進めません。ご指導ご鞭撻のほど切にお願い申し上げます。
本年度は、以下のような方針でクラブの運営にあたって参ります。
1)先ず、クラブの運営についてどのような基本的姿勢で臨むのかについてですが、創立50周年という記念すべき年度の運営であるからこそ、これまで幾多の先輩の方々が営々として築いてこられた西RCの歴史と伝統をさらに強固なものにするというスタンスで取り組みたいと考えています。私が入会しました20年前には先輩方はよく「アカデミック」な西RCということを言われました。この格調高い伝統を再構築するという基本的姿勢で参りたいと思います。
2)例会は「入りて学び、出でて奉仕」の場とされていますが、果たして自分自身がどの程度学んできたのか反省すべきところが多々あります。これまで以上に例会をロータリーという職業人の人生哲学をより深く学ぶ場にしたいと思います。50周年という大きな節目の年度であるからこそ「ロータリーの原点に戻ってロータリーを深く学ぶ場にしたい」ということです。
3)具体的には、会長挨拶の時間にロータリーの歴史、奉仕の哲学の具体的内容、ロータリの哲学の背景となっている歴史的事実や宗教上の事情などについて愚見を発表し、出来ましたら問題提起をしたいと考えています。
また、例会のプログラムは、以前は恒例となっていた入会3年未満の新入会員卓話を中心として、状況に応じて長老クラスの会員卓話も交えて、会員卓話を重視したものにしたいと考えています。即ち、多くの会員の皆様に趣味や特技についてではなく自分の職業について、職業倫理とか職業を通じての奉仕とは何かといった観点から卓話をお願いしたいと計画しています。
ご協力の程宜しくお願いします。
4)本年度は、当クラブの山下皓三会員がガバナーに就任されました。クラブを挙げて全力で支えてまいります。
そして、11月の地区大会、明けて3月の50周年記念事業とビッグ・イベントが続きます。会員の皆様のご負担も多大なものになると思われます。
ビッグ・イベントは、いずれも実行委員長がおられ、実行委員会がスタートしているわけですが、当然のことながらクラブが全面的にバックアップする必要があります。その為には、兎に角、会長、幹事が雑巾掛けに徹することが最重要だと考えています。
ビッグ・イベントの連続は、会員の皆様に取りましては、個人の時間がとられて一歩間違いますと不協和音の続出になりかねませんが、うまく回転すれば会員相互の信頼関係は強固なものになり、西クラブはさらに強いクラブなるものと確信していますし、またそうするのが会長・幹事の責務と心得ています。
5)ロータリークラブにとりまして、親睦の重要性はいくら強調しましても足りない位だということは良く認識しています。
「楽しくなければロータリーではない」というスタンスも大切にしたいと考えています。恒例の観月会、クリスマス家族会、賀寿の宴、ゴルフ会は当然のことながら、夜の会合のない月は何かと名目を付けて懇談の場としての夜の会合を実施したいと考えています。例えば、さる6月13日に「古酒屋のひとりよがりを飲みながら新年度について語る会」を実施しましたような形で進めたいと思います。皆様、万障お繰り合わせのうえご出会をお願いいたします。
6)台湾宜蘭RCとの友好盟約の締結を実現します。
7)CLPの導入問題さらには「渚の語らい」の件についても、クラブ内で良く協議して方針を決めて参ります。
特に、CLPにつきましては、これを推進される山下ガバナーのお膝元である西クラブで議論が進まないというわけには参りませんので、例会、学習会等を通じて皆様の討議をお願いいたします。
染川 周郎 会長 プロフィール
創立50周年を迎える記念すべき年度に、新しく会長に就任された染川さんは、昭和24年生まれの63歳。弁護士法人染川法律事務所を主宰し、数多くの法律問題などの処理に手広く当たっておられます。
染川さんは、一橋大学法学部卒業後、2年間の司法修習を経て昭和50年裁判官に任官され、浦和(現さいたま)、岡山の各裁判所に勤務し、昭和54年弁護士に転じられました。以来33年余りに亘って鹿児島県弁護士会所属弁護士として活躍されております。
平成8年度には、鹿児島県弁護士会会長を務められ、また裁判所関係の調停協会連合会会長を7期7年間勤められたほか、鹿児島県収用委員会委員長を現在も勤めておられます。まさに法曹会の重鎮といえましょう。
西クラブへの入会は、平成4年1月でロータリー歴は20年。その間、平成15年〜16年度には故片平会長のもとで幹事を経験されました。謙虚で誠実、
すべてのことに前向きで奉仕の精神に横溢した明朗快活なお人柄の持ち主です。
また、事に当たった時の的確な判断力と迅速な解決能力は仲間から高く評価されています。 趣味は、読書・ゴルフ等々幅広いようです。特に読書には造詣深いものがあり、郷土の歴史に精通されておられます。私はゴルフについては良くわかりませんが、染川さんの事務所には数多くのカップが飾られてあり、時々は事務所の若い弁護士を誘ってコースを廻っていますので、それなりの腕前と推察されます。
本年度は、クラブ創立50周年の記念すべき日を迎えます。同時にまた、第2730地区のガバナーに山下皓三さんをクラブから輩出しています。何かと多忙を極めることでしょう。染川さんは、会長就任の抱負として「ロータリーの例会をロータリーという職業人の人生哲学をより深く学ぶ場にしたい。
ロータリーの原点に立ち戻って考えたい。」と語っておられます。法律家としての知性、奉仕者としての情熱を基盤とし、真摯なロータリー活動の実践者として、そのロマンを見出すべく前向きに行動されることを大いに期待致してやみません。(文責 会員 竹下 威)
◆経歴
年月日 |
履 歴 |
任命権者 |
昭和48年3月 |
一橋大学法学部卒業 |
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同 年4月 |
司法修習生に採用される。 |
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昭和50年4月 |
司法修習生終了 |
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同 年4月11日 |
判事補に任命される。 |
内 閣 |
同日 |
浦和地方裁判所判事補に補される。 |
最高裁判所 |
昭和53年4月 1日 |
岡山家庭、地方裁判所判事補に補される。 |
最高裁判所 |
同月11日 |
簡易裁判所判事に任命される。 |
内 閣 |
昭和54年4月 1日 |
依願退官する。 |
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同月14日 |
鹿児島県弁護士会登録 |
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平成2年4月1日 〜4年3月31日 |
同会副会長 |
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平成8年4月1日 〜9年3月31日 |
同会会長 日本弁護士連合会常務理事 九州弁護士連合会常務理事 |
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平成6年7月1日 〜10年6月30日 |
鹿児島県精神医療審査会委員 |
鹿児島県知事 |
平成6年6月1日 〜10年5月31日 |
鹿児島県自然環境保全審議会委員 |
鹿児島県知事 |
平成9年5月16日 〜16年1月16日 |
鹿児島県ATL制圧委員会委員 |
鹿児島県知事 |
平成9年12月24日 〜21年12月24日 |
鹿児島県公害審査会委員 |
鹿児島県知事 |
平成10年7月27日 |
鹿児島県収用委員会委員 |
鹿児島県知事 |
平成15年4月 〜22年4月 |
鹿児島県調停協会長,調停協会連合会会長 |
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平成15年8月〜 |
鹿児島県収用委員会会長 |
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平成16年2月16日 〜21年12月24日 |
鹿児島県公害審査会会長 |
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