鹿児島西ロータリークラブ  

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岩切豊 会員 ご逝去


◇弔 辞   岩田 泰一会員


謹んでご霊前で申し上げます。あなたは今、家族の方々をはじめ大勢の友人、崇拝者の皆様に送られ、黄泉路へ旅立った。
岩切さん。私があなたの霊前で、弔辞を申し述べることなど、考えられないことでした。あなたは私より一廻り若く、しかも他人より頑強な体力を持ち、どんな病苦にも打ち勝つ気力を持っておられました。生者必滅は世のならい、私ども一同、悲嘆この上もありません。弟の祢宜佑次郎様から電話をいただき、大動脈解離で、市立病院から天陽会中央病院、そして鹿大病院へと病気の様態を交えながらお聞かせいただくうちに、やっぱりそうなのか、そんな事があるのだと、やっと信じることが出来ました。
松原神社は今年、島津貴久公の御祭神誕生から五百年になる古いお社です。岩切様は、昭和四十五年、國學院大學神道学部を卒業ののち、明治神宮に七年勤務し、修行を積まれ、昭和五十六年に松原神社の祢宜に就任されました。昭和五十二年、先代宮司と力を合わせ、ご神殿の本復興をなされました。平成八年、宮司になられ、今日まで十六年間、毎年の春秋の例大祭、また三洲文化鎮護の神社として、初詣、七五三、節分、七草祝い、節分の星祭の催行など、崇敬の念をいだく信者の方々に守られ、参列をいただいておりました。私の方へも毎年、正月、五月、九月は欠かさず、西千石の本宅、金生町の本店および南栄の工場へと、献身的ご奉仕をしていただきました。
自宅では私ども夫婦に加え三人の嫁達を前に、お抹茶とお菓子をいただきながら、ロータリークラブの話や教育、道徳の話など、楽しそうに話してくれましたね。ロータリークラブでは、岩切さんのお世話で、京都の老舗割烹に案内して下さいましたね。茶道や華道、日本の伝統工芸への造詣も深く、私の中途半端な知識にも話を合わせて楽しいひと時を過ごしたものでした。残念です。
最近はご祭神誕生五百年の大行事を立派にやり遂げようと、数々の努力をしておられました。やっと松原神社の将来の青写真が出来上がり、希望に燃えて頑張ろうという矢先、残念でたまりません。まだ若く、今からだったのに、鹿児島にとっても大きな人材を失いました。
この素晴らしい松原神社の将来像は、律子奥様や弟の岩切佑次郎祢宜がしっかり引き継いで行かれます。責任役員、総代一同も支えて参ります。何の心配もいりません。
残念・残念としか言葉がありませんが、どうぞ安らかにおやすみ下さい。

平成二十六年十月二十七日
松原神社 責任役員
葬儀委員長 岩田 泰一
(鹿児島西ロータリークラブ 第四十二代会長)

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