鹿児島西ロータリークラブ賞表彰式「住吉社中(住吉小糸代表)」
日時:令和6年3月27日
令和6年3月27日、鹿児島西ロータリークラブ賞の授与式が行われました。
これは私たち鹿児島西ロータリークラブが創立記念日を期して毎年実施しているもので、社会の目立たないところで誠実に継続的に意義のある奉仕活動を続けている個人または団体を顕彰するものです。本年度は関係委員会の推薦にいちき串木野市を中心に芸者文化を伝える活動に取り組む住吉社中(住吉小糸代表)さんを表彰することとなりました。
代表の小糸様は鹿児島の芸者文化の衰退を憂い大切な文化を残さねばならないという思いで先輩芸者の皆様をたずね歩かれ、鹿児島独自の芸者文化「てこしゃんせん」を自らの芸に昇華されました。かつて社中は鹿児島県内各地にありましたが現在鹿児島県にあるのは住吉社中のみとなっています。歌や踊り、三味線を地域の人に教養として教え古き良き鹿児島の文化の復興に向け今後も精進していきたいと話されました。
九州で一番早く芸者文化が廃れていった鹿児島の状況を憂い、これからも教養として残さねばならない文化の継承に全力を注いでいる住吉社中をこれからもクラブを挙げて応援したいと感じさせてくれた例会となりました。
住吉社中では現在、3歳から80代の約40人の方々が学んでおられます。
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