平成19年11月14日 山 義則 会員<高山内科医院 院長>卓話
「ロータリー」との出会いに感謝―私の人生哲学にも影響
私と「ロータリー」との出会いは1987年、53才の時でした。推薦者は佐伯壽郎君で、「ロータリー」は各職種1名の異業者集団の社会奉仕団体である、と教えられて入会させて頂きました。
今年でロータリー20年生として在学中で、クラスは職業分類番号43、関連分類・医師、分類名・内科組です。
子供のころから尊敬する祖父母に「人と世のためになる人になれ」と教育されて育ったので、奉仕団体というところに心を動かされたのが、入会のきっかけだったように思います。そして、すばらしい多くの人々と知り合い、友情・理解・協力を頂き、今では「ロータリアンとなれて本当に良かった」と、心から感謝しています。
以前も開業医の余暇に、「母校の歴史を音で」と同級生と共にLPレコードを制作したり、同志と共に「鹿児島に本格西洋の音を」、と霧島国際音楽祭の創設に関わったり、さらには私設奨学金の創立といったボランティア活動を、開業医の息抜きに多少行っていました。
それだけに、ロータリーの活動に大いに期待して入会したのですが、入会当初は、「あまり活動しているようではないな」という感じを受け(実は、新米でロータリー活動への私の勉強不足だったのですが・・・)、生意気にも「活動のない会は会(甲斐)がないのと同じ」「何か目に見える活動を」と言いつづけていました。
しかし、その後、奉仕委員長・会長をはじめいろいろなポストを命ぜられるにつれ、ロータリーの内容、活動の偉大さを知ることとなりました。「職業選択フォーラム(インターアクト)」・「環境保全と心の保全(社会奉仕)」・「少子化と日本の将来(社会奉仕)」・「ボランティア委員会設立(職業奉仕)」など、各委員長の時に立ち上げ、活動を可能としたのはロータリーであればこそ、と思います。
また、ロータリアンとしては例会出席は必須です(例えば、小生の場合、この18年間で欠席5回、メイクアップ出席率は100%)。友と会い友情と親睦を深め、クラブ行事に参加し、また地域行事、地区行事に可能な限り参加して、人を知り、ロータリーを学ぶことが大切でしょう。
私の人生哲学はロータリー(四つのテスト、職業倫理訓など)から大きな影響を受けたと思い、ロータリーに心から感謝しています。
皆さん、「入りて学び、出でて奉仕せよ」というロータリーの理念に大いに学び、活動を続けていきましょう。
高山内科医院
院長 山 義則
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