会員の施設でジャズバンドの演奏
ー8月24日、ザ・スイングブラザース出演 お年寄りが大喜び
前田義博会員=社会福祉法人寿康会
特別養護老人ホーム寿康園理事長・施設長
鹿児島市本名町のケアハウス「大原の里」で8月24日、ジャズバンドの演奏会が開かれ、踊りだすお年寄りも出るなど楽しい雰囲気に包まれた。
演奏したのは、鹿児島中央ライオンズクラブのバンド「ザ・スウィング・ブラザース」=バンドマスター 東昭二さん。素人のメンバーとは思えない見事な演奏で、懐メロやジャズなど10曲を披露した。
このケアハウスは、前田義博会員が理事長を務める社会福祉法人・寿康会の運営でこの日、約50人のお年寄りが参加。体でリズムをとったり、踊りだす人もいて、生演奏を楽しんでいた。
前田会員の話では、寿康園では18年前から療育音楽に取り組んでいるという。障害者や高齢者が音楽によって楽しみながら心身の健康保持や機能回復を図ることに役立つことを目的とした、能動的でグループ主体の音楽プログラムだそうだ。財団法人「東京ミュージック・ボランティア協会」(赤星建彦会長)の指導の下、週1回、入園者を対象にリハビリの音楽体操をしている。
今回の生バンドによる演奏会は、お年寄りにとって特別な療育音楽になったようだ。
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