市街地のホテル屋上を緑化
脇村太夫会員=(株)西川グループ本社常務執行役員
西川グループが経営する天文館地区のホテル・レクストン鹿児島(鹿児島市山之口町)の屋上がこのほど緑化され、話題になっている。
緑化されたのは11階建ての同ホテルの3階部分に突き出した屋上の半分、約34平方メートル(写真)で、隣接する料亭の庭園と連動している。
天文館一帯ではヒートアイランド対策、引いては地球温暖化防止策の一環として、市電軌道内の緑化が進む一方、鹿児島市も補助金をつけて民間家屋の緑化促進を図っている。
同ホテルの作業は11月下旬、防水シートの上に特殊な土を入れ、セダムというサボテンの一種でコケのようなものを植栽した。百数十万円の費用を要したが、うち50万円は市の補助金で賄った。
天文館地区では初めてであり、市内のホテルでも初の取り組みという。光熱費の削減が見込めるだけでなく、「ホテル全体の見栄えもよくなった」と、評判も上々だ。
(12月5日付け南日本新聞朝刊、12日夕方のKKBニュースで報道されました)
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