西ロータリークラブ奨学金制度


「鹿児島西ロータリークラブ奨学金制度要綱」より抜粋
 
(目的)
この制度は、ロータリー創立75周年事業の青少年奉仕事業として高校生を対象とし奨学金を給付し、その健全な育成に寄与することを目的とする。
 
(基金)
奨学金の基金として当初は「鹿児島西ロータリークラブ」の諸積立金の内、500万円を充当し、逐次基金の増額に努め奨学金制度の拡大充実を図る。
 
(基金の運用)
基金は諸金融機関へ預託し、その利息を奨学金に当てる。
 
(奨学金の給付対象)
当初は奨学金の給付対象を鹿児島西ロータリークラブの「インターアクトクラブ」委員会で選考し、理事会に奨学金給付候補者名簿を提出、理事会で決定する。
 
(その他)
その他必用な事項は理事会で決定する。

米山記念奨学会プログラム


「米山記念奨学会委員会」
鹿児島西ロータリークラブは、会員による「普通寄付」(会員1人当り年額7,000円)と「特別寄付」(クラブ会員の自主的寄付)により財団法人・ロータリー米山記念奨学会への資金提供を行います。 奨学生の世話クラブとして奨学生を担当します。
 
米山記念奨学金(Rotary Yoneyama Memorial Foundation Inc.)
日本の大学および大学院に在籍している外国人留学生に奨学金を支給し、国際理解と親善に寄与することを目的としています。
1953年東京RCが創立者米山梅吉氏の功績を記念して創設した「米山基金」から発展して、1967年財団法人ロータリー米山記念奨学会となりました。
1997年現在で、基本金50億円、特別積立金43億円となり、執行機関は理事会で、文部省の管轄下にあります。

事務局所在地
  〒105-0011 東京都港区芝公園2-6-15 黒龍芝公園ビル3F
  TEL:03-3434-8681 FAX:03-3578-8281
 
世話クラブ及びカウンセラー制度
米山奨学事業の特色は、単に奨学金を支給するだけでなく奨学生一人一人に世話クラブとカウンセラーを決めて彼等の相談相手になっていることで、他の奨学機関には見られないロータリー独特の制度です。
 
応募資格 (募集案内を参考にしてください)
1998学年度まではRC所在国または以前にRCが存在していた国からの留学生に限られていましたが、1999学年度からは、国籍による制限が撤廃されました。ただし、合格者は1国につき30%以内が望ましいとされています。

<指定校・大学(学校)推薦制度による募集>

■ 学部課程ロータリー米山記念奨学金(YU)

金 額

月額10万円

対象学年

指定校となっている学校の学部3、4年目および医・歯・獣医学部5、6年目、高等専門学校専攻科1、2年目、専修学校高度専門士課程3、4年目を対象とする。

期 間

課程終了までの最長2年間 (学部4年目、医・歯・獣医学部6年目で採用された者は1年間、学部3年目、医・歯・獣医学部5年目で採用された者は2年間)

その他

2010学年度採用より、国籍制限を撤廃し、中国籍・韓国籍の留学生も、学部課程奨学金に応募することができるようになりました。

■ 修士課程ロータリー米山記念奨学金(YM)

金 額

月額14万円

対象学年

指定校となっている大学院修士課程1、2年目を対象とする。

期 間

課程終了までの最長2年間(修士2年目で採用された者は1年間、修士1年目で採用された者は2年間)

■ 博士課程ロータリー米山記念奨学金(YD)

金 額

月額14万円

対象学年

指定校となっている大学院博士課程2、3年目および医・歯・獣医学系博士課程3、4年目を対象とする。

期 間

課程終了までの最長2年間 (博士3年目、医・歯・獣医学系博士4年目で採用された者は1年間、博士2年目、医・歯・獣医学系博士3年目で採用された者は2年間)

■ 地区奨励ロータリー米山記念奨学金
 大学・大学院以外の高等教育機関を対象とする新プログラム

金 額

月額7万円

対 象

指定校となっている短大・高等専門学校・専修学校専門課程に在籍する正規留学生。

期 間

1年間

<指定校・大学(学校)推薦制度以外での募集>

■ クラブ支援ロータリー米山記念奨学金 (詳細はこちら
 博士号取得や、さらに上級の課程へ進学する米山奨学生のために世話クラブが支える延長制度

金 額

月額14万円

対 象

・半年あるいは1年以内に博士号取得の見込める、博士課程最終学年の現役米山奨学生
・学部あるいは修士の最終学年に在籍し、同地区の修士あるいは博士課程へ進学する現役米山奨学生。
※申込には世話クラブの承認が必要です

期 間

半年あるいは1年
※博士課程最終学年以外は複数回申請可能

■ 海外学友会推薦ロータリー米山記念奨学金
 海外学友会と共同で募集・選考を行う、渡日前採用型奨学金

ベトナムを対象とした第1期試行は終了しました。
現在、2011年度試行を予定として、海外に在住する日本留学希望者対象の奨学金制度を策定中です。

■ 海外学友会推薦ロータリー米山記念奨学金 (詳細はこちら
 海外学友会と共同で募集・選考を行う、渡日前採用型奨学金

金 額

月額14万円

対 象

すでに博士号を取得している上級研究員を対象とする。

期 間

1年間

奨学金の種類
YU奨学金・・学部課程奨学金
 大学学部3-4年生、医科・歯科・獣医学部5-6年生が対象ですが、国籍によって制限があります。
期間 2年以内。月額100,000円
 
YM奨学金・・大学院修士課程奨学金
 大学院修士課程1-2年目が対象です。
 期間2年以内。月額 140,000円
 
YD奨学金・・大学院博士課程奨学金
 大学院博士課程2-3年目、医科・歯科・獣医学部博士課程3-4年目が対象です。
 期間2年以内。月額 140,000円
 
CY奨学金・・クラブ奨学金
 博士号取得前にYD奨学生が期間満了となった場合、いわゆるオーバー・ドクターの期間中支給される奨学金であり、世話クラブがその半額を負担する必要があります。
 期間1年以内。月額 140,000円
 
SY−1奨学金・・特別奨学金
 発展途上国から派遣された、農業や漁業などの実務を学ぶ短期研修生に対する奨学金で、アジア学院・PHD協会が研修を受け入れています。
 期間1年間。月額 120,000円
 
SY−S奨学金・・特別シニア奨学金
 日本で学位を取得した元米山奨学生の、日本における短期再留学のための奨学金です。
 月額 220,000円
 
SY−A奨学金・・学友会選考上級研究員奨学金
 台湾・韓国の米山学友会の選考委員会から推薦された上級研究員に対する奨学金。
 月額 250,000円
 
奨学生の応募条件 (募集案内参照)
日本以外の国籍を持ち、「留学」の在留資格で在日している者。または「難民」の認定を受けているもの。
ロータリーの地区選考委員会が選定した「指定校」に、2002年4月に在籍(進学)し、指定校の推薦を受けた者。
博士学位を取得していない者。ただし、既に取得している博士の学位(名称)と異なる研究をする場合には応募資格がある。
45才未満の者。
他の機関の奨学金を受けていない者。
過去に米山奨学金を受けたことのない者。
 
奨学金の募集と選考
支給を受ける前年の8月末以降に、在籍大学(指定校)の留学生奨学金担当窓口から、募集要項および申込書を受け取ります。
必要書類をそろえて、在籍大学(指定校)の留学生奨学金担当窓口に提出。(学内締切日は大学によって異なります)
指定校で推薦を受けた候補者の書類が地区に送付されます。
12月-2月の間に書類および面接によって、地区レベルで選考が行われ、合格者が決定します。
選考に当たっては、指導教官の推薦状、学業成績、本人の人物評価が重視されます。