第41回ロータリー賞
                      きっしょうや            ゆうほ
ろうあ者のために独自の  
音楽活動を続けている
歌手 吉祥谷 友歩さんが受賞
3月14日 鹿児島西RC例会で表彰
音楽活動を続けている 
 鹿児島西ロータリークラブの第41回ロータリー賞は、「歌のバリアフリ−コンサート」の開催など、ろうあ者のための独自の音楽活動を続けている鹿児島市の吉祥谷友歩さんが受賞した。3月14日、当クラブの例会で表彰式があり、徳留忠敬会長が吉祥谷さんに賞状と記念品を贈った。
(徳留会長から表彰を受ける吉祥谷さん=右)
吉祥谷さんは2002年から、ろうあ者と健常者が一緒になって楽しめるコンサートを目指し、活動を開始した。双方が音楽そのものの楽しさを共有するため、歌を「歌の気持ち=メロディー」「歌詞」「テンポ」の3つに分解し、それぞれを歌手と3人の仲間のパフォーマーがダンスや手話、さらにはプロゼクターを使っての歌詞の投影などを駆使した、世界初の演出に挑戦した。全国各地で開くバリアフリーコンサートは大きな感動と共感を呼んでいる。こうした地道な活動が認められ、今回の受賞決定となった。  
全国100ヵ所公演を掲げて走り続ける吉祥谷さんは「バリアフリーコンサートを始めて5周年という節目の年に、この賞をいただき、ありがたく思います。これを励みにこれからも頑張っていきますので、応援をよろしくお願いします」と、受賞の喜びを語った。
≪ロータリー賞≫鹿児島西RCは社会の目立たないところで誠実に、継続的に意義のある社会奉仕活動を続けている個人あるいは団体を顕彰するためロータリー賞を創設。クラブ内の推薦委員会の選考を経て受賞者を決め毎年、クラブ創立記念日に表彰式を行っている。
第1回は昭和40年で、今回で41回目となる。
(選考経過を発表する古木推薦委員長と吉祥谷さん=右)
(新聞やテレビ局の報道陣も取材に駆けつけた)
(エピソードを交えながらお礼の挨拶をする吉祥谷さん)
(当クラブの創立記念日を、「誕生日の歌」で祝福する吉祥谷さん。ご満悦の徳留会長)
(最後は吉祥谷さんを囲んで記念撮影
 =右から古木推薦委員長、徳留会長、
   吉祥谷さん、長柄幹事、推薦者の
                  深尾会員)
吉祥谷さん!益々のご活躍を
                     期待しています
                               ―会員一同