現代社会のコミュニケーション手段の最先端といえる携帯電話、IT。
それらの、めざましい普及、進歩とは裏腹に、ダイレクトな人と人とのつなが
りは失われ心の絆は寸断されているといっても過言ではありません。
例えば、子供達は、学校、家庭など社会において孤立化、殺伐とした生
活を送り、非行にはしる、いとも簡単に人を傷つけるなど痛ましい状況に陥
っているのです。この現象「断ち切られた心と心の絆」は、子供に限らず、
親子間に限らず、さまざまな年代、環境において存在します。
今回は、フォーラムのテーマを「心の絆」と設定しました。
主な内容は、市内の小学、中学、高校生、県内の一般の方々より「家族」や
「心の絆」についての作文を公募し、優秀作品は当日、朗読発表していただきます。
問題提起ビデオと合わせて参考にしながら、心と心の絆について討論
(4世代各代表によるパネルディスカッション)を行います。
このフォーラムは心の絆の大切さを改めて認識し、ひいては、よりよいコミ
ュニケーションづくりの契機になるものと考えています。
鹿児島西ロータリークラブ会長 徳留 忠敬 |