RI2730地区 鹿児島市で2010-11年次大会
―当クラブから南会長以下29名が参加
2010.10.09-10 於:鹿児島市内
RI2730地区の2010-11年度大会は10月9日から2日間にわたり、鹿児島市の城山観光ホテル、鹿児島市民文化ホール、サンロイヤルホテルの3会場で開かれた。9日の大会には、地区内各クラブの会員のほか、来賓としてョ祟賢RI会長代理はじめ韓国や台湾、国内の姉妹クラブの会員、ドイツ・フランクフルト(1820地区)からのGSEチーム、米山奨学生ら千数百人が会場を埋めた。
ホストクラブとなった鹿児島RC松木実会長の歓迎挨拶や来賓祝辞のあと、ガバナー挨拶・アドレスに立った伊藤学而ガバナーは、厳しい経済環境の中で年々会員が減少していることに触れ、「今こそロータリーの原点に立ち戻り、奉仕の理想を追求してクラブの活性化して地域社会を元気にする必要があります」と述べ、「それが日本を元気にし、世界に波及することになればRI会長の『地域を育み、大陸をつなぐ』という年次テーマの実現につながることになる」と訴えた。
また、安満良明大会決議委員長が、地域社会の発展、平和と紛争の予防など大会決議案9件を発表、拍手で採択された。
一般公開された記念講演では脳科学者の茂木健一郎さんが、伊藤ガバナーの要請に応えて「脳と日本の元気」と題して講演。茂木さんは、高千穂にある「天の岩戸」、小津安二郎の映画「東京物語」、「おまかせ」に象徴される豊穣な食文化、敗戦後の日本で日本人としての誇りを失わなかった白州次郎氏の生き様など、自らが衝撃を受けた数々の経験を例に挙げながら、「日本人として、もっとわれわれのやり方(文化)に自信を持つことが大切だ」などと強調した。超満員の会場は、多彩なタレントぶりを発揮した茂木さんの話に引きこまれるように聴き入っていた。
茂木氏の講演に皆惹きこまれた。 |
この後、サンロイヤルホテルで会員交流の大懇親会が開かれた。
10日は市民文化ホールでRIの現況報告、大会各委員会の報告、各種表彰などがあり、フェアウェルパーティー(昼食懇親会)で大会を締めくくった。また大会前日の8日は、城山観光ホテル会場で指導者育成のためのプログラムが用意され、「動き出したロータリー財団・未来の夢計画」「今こそポリオ撲滅のとき」と題するセミナーやガバナー補佐・地区委員長会議、RI会長代理の歓迎代晩餐会など開かれた。また、鹿児島市内の吉野カンツリークラブでは記念ゴルフ大会も開かれた。
鹿児島西ロータリークラブ・アーカイブス