心臓病のベトナムの子供16人 手術受ける
当クラブのプロゼクト参加に現地から感謝の手紙
古木圭介会長が昨年12月26日の例会で報告
2007.12.26 於:鹿児島西ロータリークラブ第2204例会
当クラブは姉妹クラブのサンタローザ・サンライズRCの発案による、心臓疾患のあるベトナムの子供たちの命を救うプロゼクトに参加していましたが、2007年12月のクリスマスを前に12人の子供たちが心臓手術を受け、無事退院したそうです。
現地からインターネットでお礼と報告の手紙が、元気になった子供たちの写真を添えて送られてきました。
わずかな寄金で貴重な若い命を救うお手伝いが出来た訳で、写真で見る、子供たちの嬉しそうな表情が印象的でした。
現地の基金担当者 Nguyen Thi Bich Chauさんからの手紙の要旨は次の通りです。
「クリスマスを前に16名の心臓病を患った子供たちが長時間にわたる手術から無事に戻ってきましたことを、お知らせいたします。子供たちはたいへん勇気があったと思います。開腹手術の痛みに耐えて生還したのです。
私は、この子供たちを『リトル・エンジェル』と呼びたいと思います。この子供たちとお話されると分かりますが、彼らは今、将来の夢について目を輝かせて語ってくれます。将来は医者になりたいという子、先生になりたい子、そして警察官になりたい子などそれぞれです。幼い子供の新しい人生がスタートしたと言えるでしょう。
これからは心臓の痛みもなく、死の恐怖もなくなりました。そして息苦しさもなく歩けるようになりました。術後初めてのクリスマスを迎えた幸せな天使といえるでしょう。
この子供たちの両親は貧しく、心臓手術などは(医療費が)高くて受けさせることができなかったのです。ただ魔法で子供たちが治ることを夢みるしかなかったのです。
ご寄付を下さった多くの皆様、この子供たちにとって最高のクリスマス・プレゼントになりました。皆さんがサンタクロースです。
皆さんは子供たちの命を救うという夢を実現してくださいました。2007年2月17日から2007年12月17日までに、皆さんが、この基金(Vina Capital Foundation)にお寄せいただいた寄付で250人もの子供たちが心臓手術を受けることができました。あと12人の子供が今年中に手術を受ける予定です。
最後に、子供の代表からのメッセージをお届けします。
『心から皆様にお礼を申し上げます。メリークリスマスと、新年が良い年でありますように!もしサンタクロースが一つだけ願いをきいてくれるなら、多くの貧しい心臓疾患を持つベトナムの子供たちが今すぐにでも手術を受けられ、2007年のクリスマスを共にお祝いできますように・・・とお願いしたいです』。
子供たちから愛を込めて」
鹿児島西ロータリークラブ・アーカイブス