鹿児島西RCアーカイブス
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鹿児島西ロータリークラブ

2011-2012年度鹿児島西ロータリー・クラブ会長 玉利 賢介


 会長ノミニ―に推薦された1年半前、お前は伝統ある鹿児島西ロータリーの49代目会長として、ちゃんとやっていけるかと問われれば、正直言って自信はありませんでした。同時に48代に及ぶ歴代会長さんがこれまでに築き上げてこられた歴史を汚すことなく、引き継いでいかなくてはならない、というプレッシャーもひしひしと感じました。さらには毎週800字の挨拶文を書き、10分間も壇上に立って皆さんの前で話をしなくてはならない、と考えるだけで気分が滅入ったものです。
 しかし、多くの先輩ロータリアンの方々から,恐らく私に自信をつけさせようというお心遣いからでしょう、明るく、ジョークを交じえながら経験談などを聞かせていただき、さらに会長エレクト研修セミナーや地区協議会などに出席し、いろんな話を聞いているうちに、何となく覚悟が定まったというのが実情であります。
 それで会長として今期、何をやるのかですが、特別なことは考えていません。ただただ、幹事さん、各委員長さん、全会員の皆さんのご協力を得ながら楽しい雰囲気の中で、この1年間を過ごしたいという願望のみです。「東日本、頑張れ!」「賢介、頑張れ!」の心境で前に進んでいきたいと思っていますので、どうかご支援のほどよろしくお願いします。
 会長として最初の大仕事は、今期の委員会構成をどうするか、でした。名簿をご覧になってお分かりのように、できるだけ若い会員に委員長をお願いしました。その代わり、副委員長や委員に経験豊富なベテランに入って頂きました。どうか、委員長さんは何か分からないこと、やりたいことなどがありましたら、遠慮せずにどしどしベテラン会員に聞いたり、相談してください。先輩会員も若いリーダーを育てるつもりで、ご指導をお願いします。
 委員会というと、どうしても委員長さんだけが頑張りがちですが、こういう形で若い委員長さんを中心に一体感か高まり、結果として各委員会の活性化につながれば、と期待しているところです。
 もちろん、新世代奉仕委員会のローターアクト、インターアクト両クラブには高校生や若者が気軽に相談できるように、委員長、副委員長共に若い会員にお願いしています。ご承知のように両クラブの会員を如何にして増やしていくかが課題になっています。例えば、インターアクトは、各高校のクラブ活動の場としてもっと活用して頂きたいし、職業選択フォーラムも鹿児島高校、鶴丸高校が中心になって市内全部の高校に呼びかけ、参加者を増やせないか、とも思っています。委員長さんには、そういう心づもりで取り組んで頂ければと思います。
 来年6月の最終例会では、弁解や反省の言葉も不要で、楽しい思い出だけを語って終われればいいな、と秘かに願っております。そのためにも、会員の皆さんのご協力を、改めてお願いする次第です。

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